ゆうあいセンターボランティア情報

特定非営利活動法人 岡山NPOセンターのページで、一日一記事ずつ紹介しているインターン生企画、「団体×寄付＝○○『みんなでつくるアドベントカレンダー』」。12月16日～18日は、以下の３団体に取材しました。

16日：ひょうたんの会
17日：NPO法人若者応援コミュニティとりのす
18日：公益社団法人岡山県文化連盟

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● 12/16：ひょうたんの会
①ひょうたんの会が考える「寄付」とは
「ひょうたんの会」×「寄付」＝「つながり～支えあいの精神～」


②「つながり～支えあいの精神～」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
ひょうたんの会は、「寄付」という言葉についてあまり意識せずに活動しています。
真備の募金活動をしたときに、全部で約100万円を集めたのですが、一番多かったのが「1円玉」でした。
1円玉でもその小さな積み重なりが大きくなるということ考えさせられました。
社会という大きな枠組みが1つあるのではなく、一人ひとりのちょっとした気持ちが、社会を作っています。
そのちょっとした気持ちで社会を変えていくことが大切だと思います。
こうした活動から寄付について考えてみると、寄付をした人と寄付を受けた人は寄付でできた「つながり」であり、ひょうたんの会の活動も寄付もどちらも支えあいの精神の下でできているものなので、「つながり～支えあいの精神～」という言葉を選びました。

③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
寄付は「お金を払わなければいけない」というイメージがありますが、私たちはそうではないと思います。
「寄付自体を知ってもらう」というよりかは、寄付にはいろいろな種類があり、それがどういう目的で行われているのかを知ってもらうことに意味があると感じています。
寄付月間をいろいろな人に知ってもらって少しでも「寄付」というものに積極的な気持ちになれるような取組になればいいなと思います。


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● 12/17：NPO法人若者応援コミュニティとりのす
①井口さんが考える「寄付」とは
「NPO法人若者応援コミュニティとりのす　井口」×「寄付」=「エール」


②「エール」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
寄付を受け取る立場からすると、自分たちの活動に寄付をしてもらったら「頑張るしかない」と思っています。
自分たちに寄付をしているのではなく、自分たちがしている活動を通して解決する内容に寄付をしていると考えているため、一つひとつの寄付は軽いものではありません。
クラウドファンディングが一般化してきて、寄付を受け取る側としては簡単なものになりました。
しかし、一人ひとりからいただいた寄付の「気持ち」を考える必要があると思っています。
寄付を受けるということは、「自分たちの活動に共感してもらっている」ことです。
その共感が自分たちへの後押しになっていることから「エール」という言葉にしました。

③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
「寄付月間」で、「寄付についてインタビューする」というこの取り組みのように、一歩を踏み出して何かの活動をする若者が増えてほしいと思っています。


☆NPO法人若者応援コミュニティとりのすのHPはこちら→https://www.torinosu.or.jp/


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● 12/18：公益社団法人岡山県文化連盟
➀高田さんが考える「寄付」とは
「岡山県文化連盟」×「寄付」＝「楽しいが見える」


②「楽しいが見える」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
私たちの組織の支援事業の一つに、伝統音楽のように、学習指導要領に書いてあっても指導できる先生が限られているため、地域にいる専門的な先生が学校に行って教える出前授業があります。
その事業では、不要になった和楽器を全国から寄付していただき使用しています。
お琴や尺八を寄付してくれる方は、寄付の先に子どもたちが和楽器を弾いて楽しそうにしている姿を想像していると思います。
和楽器を拠出した人の思いを引き継いで、子どもたちが楽しんでいる姿を社会に対して見えるようにすることが、岡山県文化連盟として大切にしている事です。
そのため、「楽しいが見える」という言葉を書きました。

③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
せっかく寄付月間と提言して、みんなが寄付についての意識を高めたり、寄付に関するさまざまなアクションが起きるひと月なので、各NPOや寄付を集めている団体が、より明確にわかりやすく寄付の使い道を一斉に示し、寄付の選択肢を増やすことが大切だと思います。
みんなで寄付について考えられる月間になったらいいなと思います。


☆公益社団法人岡山県文化連盟のHPはこちら→https://o-bunren.jp/


19日以降もお楽しみに★
記事はこちら「12月19日～21日」よりご覧いただけます。