特定非営利活動法人 岡山NPOセンターのページで、一日一記事ずつ紹介しているインターン生企画、「団体×寄付=○○『みんなでつくるアドベントカレンダー』」。12月13日~15日は、以下の3団体に取材しました。
13日:TABLE FOR TWO
14日:NPO法人みんなの集落研究所
15日:かいわれの会
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● 12/13:TABLE FOR TWO
①中澤さんが考える「寄付」とは
「TABLE FOR TWO 中澤」×「寄付」=「温かみ」
②「温かみ」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
「TABLE FOR TWO」は、先進国で健康的なメニューを提供して、料金の一部を開発途上国に寄付して、給食を届ける取組です。
一食につき20円を開発途上国に届けます。20円は開発途上国の給食一食分に相当し、そのお金を現地で給食に変えて、開発途上国の子どもたちに届けています。
間にお金を挟むことによって、食の支援が可能になりました。このように、寄付は「お金を渡すこと」で期待や想いをのせて払うものだと思っています。
寄付をしたときに「少し良いことをした」と感じるように、寄付する側もされる側も心が温まるようになって欲しいと思い「温かみ」という言葉を選びました。
③12月は寄付月間です。寄付月間についてひと言★
もう少し寄付月間の認知度が高くてもいい気がします。寄付が「高尚」だというイメージを壊す必要があると感じています。
そのために、「意識が高い人だけが参加するものではない」と多くの方に知ってもらえるような取り組みを起こす必要があると思います。
☆TABLE FOR TWOのHPはこちら→https://jp.tablefor2.org/
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● 12/14:NPO法人みんなの集落研究所
➀小野さんが考える「寄付」とは
「みんなの集落研究所」×「寄付」=「地域・集落を『どうにかしたい!』という想い」
②「地域・集落を『どうにかしたい!』という想い」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
私たちの活動は、地域の皆さんの話し合いから始まっています。
その地域を良くするための話し合いを地域のリーダーさんなど一部の人だけでするのではなく、より多様な人と話し合うことが大切だと思っています。
地域の方が活動を起こそうと思ったときに、必要な資金を集めるひとつの形として寄付があると思います。
地域での活動のために、寄付を募ったり、必要だと感じる想いを説明して回ることで、少しずつ地域の仲間を集め、共感や共通の認識を深める機会になり、さらに地域に関わる人が増えていくのではないかと思います。
私たちが応援する地域の活動の根本には、寄付のように地域住民で地域・集落をどうにかしたいという想いがあるので、この言葉を選びました。
③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
みんなが誰かの想いに賛同して寄付をするという行動につながることが理想的ではありますが、すぐにはなかなか難しいと感じます。
寄付月間というみんなが共通で共有できる話題があると、みんな参加しやすいと思います。
乾杯チャリティなどの自分が楽しんで参加できる社会貢献もあるので、寄付月間によってみんなが楽しみながら寄付に参加できると良いと思います。
☆NPO法人みんなの集落研究所のHPはこちら→http://www.npominken.jp/
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● 12/15:かいわれの会
①神垣さんが考える「寄付」とは
「かいわれの会」×「寄付」=「可能性の提供」
②「可能性の提供」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
自分が何かをやりたいと思っていても条件的に難しくて取り組めない方もいると思います。
例えば、環境問題に関して言うと「海ごみ」の問題がありますが、実際に海に行ってごみ拾いが出来ればいいのですが、出来ない人も多いと思います。
そこで海ごみを拾っている団体に「寄付」をすることで、間接的に環境活動に貢献することが出来ます。
団体にとっては、寄付を頂けることで、設備投資が出来るので、活動の範囲を広げることも可能になります。以上のことから「可能性の提供」という言葉を選びました。
③最後に、12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
この寄付月間をPRすることによって、より寄付に参加してくださる方(環境活動に貢献していただける方)が増えるといいなと思います。
16日以降もお楽しみに★
記事はこちら「12月16日~18日」よりご覧いただけます。
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