ゆうあいセンターボランティア情報

寄付月間企画!みんなでつくるアドベントカレンダー(2020年12月号)

12月19日~21日

2020年12月24日 13:56 by youi_center
2020年12月24日 13:56 by youi_center

特定非営利活動法人 岡山NPOセンターのページで、一日一記事ずつ紹介しているインターン生企画、「団体×寄付=○○『みんなでつくるアドベントカレンダー』」。12月19日~21日は、以下の3団体に取材しました。

19日:NPO法人だっぴ
20日:岡山高校生ボランティア・アワード実行委員会
21日:YMCAせとうち

  ***
12/19:NPO法人だっぴ
①森分さんが考える「寄付」とは
「NPO法人 だっぴ」×「寄付」=「意味の集合」


②「意味の集合」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
「だっぴの良さって何だろう」と話し合うときに、「何となく○○な感じ」みたいな“雰囲気”のやり取りはたくさんありますが、言語化するとなるとよく分からなくなります。
だっぴの活動に対して、いろいろな方がだっぴの良さについて話してくださいます。そこで選ばれる言葉はそれぞれ違いますし、意味も少しずつ微妙に違うんだと思います。
寄付してくださる人たちの“だっぴに対する意味付け”の集合体によって、私たちの「だっぴ」というブランドが成り立っている感じがして、それはとても好きです。
色々な方が、だっぴに意味付けをしてくださることで私たちが成り立つという構造は、寄付に置き換えてもあると思ったので、「意味の集合」という言葉を選びました。

③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
寄付の意味付けがもっと多様化されてもいいなと思っています。
寄付をするという行為に対して意味が多様にあると、それに当てはまる範囲も広くなるので、寄付をする人は増えると思います。
そして、そうした意味付けは、今回の寄付月間のアドベントカレンダーのように、その発信が増えていくとよいなと思います。
大切なのは、私たちの団体にとっての寄付とは何なのかを問い続けることです。
私たちは寄付によって何を交換して、何を生み出しているのかを活動を支えてくださっている人たちとの対話を繰り返し、言語化することも重要だと感じました。

☆NPO法人だっぴのHPはこちら→http://dappi-okayama.com/

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 12/20:岡山高校生ボランティア・アワード実行委員会
➀福島さんが考える「寄付」とは
「岡山高校生ボランティア・アワード実行委員会 福島」×「寄付」=「支え」



②「支え」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
岡山高校生ボランティア・アワード実行委員会や献血の活動など、さまざまなボランティア活動に関わっていますが、ボランティア活動は基本的に、誰かの支えになる取組だと思います。
例えば献血では、困っている患者さんの生きる支えになっています。高校生アワードでは、誰かの支えになる活動をしている高校生たちが取組を発表しました。
アワードを機に、こうした取組を多くの人が知り、ボランティア活動への意識がひろがれば良いなとも思いました。
また、誰かのために行うボランティア活動である一方、自分の勉強のモチベーション向上など、自分自身の支えにもなっています。
ボランティア活動という寄付によって、困っている人の支えになると共に自分自身の支えにもなっていると思ったので「支え」という言葉を選びました。

③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
寄付は、自分のものや時間、労働力などを差し出すことだと思っています。
献血もそうですが、寄付先がはっきりしないと、寄付をするという行動まで到達するのが難しいと思います。
情報が届きにくい層には、寄付をしている側が手軽に分かりやすく情報を発信していくなど、伝え方に工夫が必要だと感じました。
寄付月間が、情報が届かない人に対しても「寄付」について考える機会になって欲しいと思います。


☆岡山高校生ボランティア・アワードについてはこちら→https://20141126.publishers.fm/issue/1050/

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 12/21:YMCAせとうち
➀太田さんが考える「寄付」とは
「YMCAせとうち」×「寄付」=「ひびきあい」



②「ひびきあい」という言葉を選んだ理由をお聞かせください。
35年前のクリスマス、フィリピンの片田舎に井戸掘りワークキャンプに行く機会がありました。何かをしてさしあげるつもりで行ったのですが、大間違いでした。
衝撃的だったのは、キャロリングで訪れた、その地域で最も貧しいところで暮らしていた子どもたちが私たち日本人キャンパーにキャンディーをくれたことです。
きっとそのキャンディーは、子どもたちにとても貴重なもので、それを私たちにくれたのです。
貧しい子どもたちからキャンディーをいただくという経験を通して、私の価値が転換しました。
「日々気合い」と唱え、自分のためにだけに生きるのではなく、響き愛こそが、人として最も大切だったのです。
「たかが寄付ですが、されど寄付」。贈与していただくという行為で、私の「ひびきあい」は大きく変わり、人生すらも変わったのです。

③12月は「寄付月間」です。寄付月間についてひと言★
全国の県庁所在地で1番寄付をたくさんしているのは岡山市だそうです。
これは2018年の7月豪雨を契機に、岡山で寄付文化が醸成してきたのかもしれません。
子どもたちが「こんな出会いがあってよかったな」と思えるような経験を、モノだけではなく体験を通して感じてもらい、今度は子どもたちがそのような気持ちを贈る側に立つという体験に変えていくことを、これからもしていきたいなと思っています。


☆YMCAせとうちのHPはこちら→http://ymca-setouchi.org/


クリスマス目前!22日以降もお楽しみに★
記事はこちら「12月22日~24日」からご覧いただけます。

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